• トップページ

カラコンの製造方法


カラコンには多様な製造方法があり、製造法によってかかるコストや色合いなどが変わってきます。

今回は現在主流となっている4種類の製法を紹介させていただきます。

特に多いのは「サンドイッチ製法と」「キャストモールド製法」

サンドイッチ製法はその名前の通り、サンドイッチのように挟み込む製法です。
色素で着色した膜を、透明な二枚の膜で挟むことによってカラコンを製造します。

色素のついた部分が眼球に直接触れないため、特に目に与える影響が少ないのが特徴的ですが、他の製法よりもレンズが厚くなりがちなのがデメリットです。
それでも技術の進歩によって少しずつレンズを薄くすることに成功しており、今ではもう他の製法とほぼ変わらない薄さになっていると言えるでしょう。

キャストモールド製法は、高熱で溶かした原料を、鋳型に流し込んでから冷やして固める製法です。
色素とレンズの原料を溶かして混ぜ、鋳型で冷やすことでレンズが製造されます。

かなり薄いレンズを製造することができますが、レンズを傷つけると色素が漏れだして眼球に触れてしまう危険性があります。
慎重に扱わなければならないカラコンですが、このキャストモールド製法で造られたものはより一層配慮する必要があると言えるでしょう。

その他の製造方法「スピンキャスト製法」「セミキャストモールド製法」

スピンキャスト製法は高速で回転する機械を用いて、遠心力を利用してレンズを製造する方法です。

色素をレンズの内部へと封じられるために炎症を起こしにくく、個体ごとの差異も発生しにくい製法として知られています。
台湾製の「高度医療機器」として製造されたカラコンによく用いられています。

セミキャストモールド製法はキャストモールド製法をベースとした、まだ発展途上にある製造法です。
鋳型で鋳造したレンズの表面を着色してから、表面をポリマーでコーティングすることで、色素が目に触れないようにしつつ薄さを保つことができるようになっています。


カラコンの人気通販サイト比較ランキング